半袖チュニックシャツワンピース

― 製作ストーリー ―
羽織るだけで「決まる」――そんなオーバーサイズのチュニックシャツを目指して。

「ワンピースを作ってほしい」というお客様からのお声を、アンケートを通じて多数いただきました。
では、暑い季節に心地よく着られて、なおかつ“Lazoらしい”ワンピースとは何か――。
スタッフ皆でアイデアを出し合いながら導き出した答えが、シャツをベースにした一着でした。

シャツは、私たちLazo_N33°を象徴するアイテム。
だからこそ、“私たちらしい”シャツワンピースを作りたいという思いが自然に生まれました。
しかし、ただシャツワンピースを形にするだけでは、どうしても「かっこよさ」が決まらない。

何度もサンプルを修正し、細部までブラッシュアップを重ねる中で辿り着いたのが、このチュニックシャツです。

エレガントになりすぎず、それでいて上品さを忘れない。
パンツとのレイヤードで、自分らしいスタイリングも楽しめるよう、あえて“この丈感”に設計しました。

Lazoだからこそ叶えられた、大人のかっこよさと品の良さの絶妙なバランス。
着るたびに、自分らしいおしゃれが自然と引き立つ――そんな一枚が、ここに完成しました。

― 素材選び ―

“洗いざらしでもサマになる”を目指して。

「アイロンは必要？」「しわになりやすい？」

――洋服のケアについてご質問をいただきます。

もちろん、ケアがしやすいことは日々の中で大切なポイント。頻繁に手に取りたくなる服であるためにも、お声にはしっかりお応えしたいと考えています。

今回、私たちが目指したのは、大人がドライタッチのコットンシャツをラフに着こなしている姿が“かっこよく”見えるシャツ。

だからこそ、“ケアのしやすさ”だけでなく、着たときの佇まいや風合いにもこだわりました。

選んだのは、コットンの自然な風合いを生かしつつ、ナイロンやポリウレタンを少量ブレンドした素材。

ほんのりストレッチが効いており、着心地の良さと動きやすさを両立。

しわが完全になくなるわけではありませんが、洗いざらしのままでも、それがむしろ味わいに。

「気負わず着られるのに、きちんと見える」――そんな理想を形にしました。

どうぞ、この軽やかな素材感を、日々の装いの中で実感してみてください。

― ディティールへのこだわり ―
「この人、おしゃれだな」と感じる、その理由。

皆様がそう思われる瞬間は、どんなときでしょうか？
もちろん、洗練された着こなしが前提にはありますが――ふとした瞬間に見える“こだわり”に、審美眼を感じることはありませんか？

私たちがこのシャツに込めたのも、そんな“さりげない美しさ”です。
目立ちすぎる装飾ではなく、裾の仕立て方、袖をまくったときにほんの少し覗く刺繍。
日常の中でふと気づくような、小さな気配りがこの一枚には詰まっています。

「わかる人にはわかる」――静かな存在感。
着回しやすさを大切にしながらも、どこかに自分らしいおしゃれを忍ばせたい。
そんな想いを持つ大人の方へ向けて、遊び心を込めて仕上げました。

ぜひ、日々の装いに取り入れて、さりげないおしゃれをお楽しみください。